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関吉書道ゼミナールとは

執筆者の写真: 関吉久美関吉久美



どうも。関吉です。 初めてブログ記事を書きます。



私の教室は「手本が無い」とか「自由」がキーワードになりがちですが

この2つのワード、みなさんはどんな印象を持ちますか?


私は「それ、落書きじゃん?」と思います。

だったら習わくていいよね。家で勝手にやればいい。わーい。


私の教室には「ゴール」があります。

それは「自分の満足」です。

門下生たちがそれぞれ、自分の満足を目指します。


だから私は

「あなたはどしたいか?」を門下生に問います。


「私はこうしたい。でもそのやり方がわからない。」とか

「私はこうしたい。でも何が足りないかがわからない。」

「私はこうしたい。やってみたけどなぜできないかがわからない。」


そしたら私も「こうしたい」のために

どうしたらいいか、何が足りないか、を教えます。


まず先に「私はこうしたい」を準備してください。

そのためにはやる事が色々あります。

手ぶら、丸腰で教室に来る門下生はいません。


色々ありますが、初歩は「たくさん見る」です。

たくさん見て、自分の好み、つまり「こうしたい」を見つけます。

好みの系統を見つけます。

そして門下生たちにいつも言っていることですが

「何が好きなのか、どこが気に入ったのか、をメモしなさい」と。

言葉にしなさい。

言葉にしないと、いざ自分が書くときに、

具体的な言葉がないと手が動きません。

形容詞ではダメです。

「かっこいい」ではダメです。

かっこいい、と感じたのはどんな線?どんな書き方?

ここまで言葉にしてください。自分の手が動くように。


ここまでは、昨年までずっとやってきたことです。

3月からまた新しいプログラムが始まります。

講座名も「関吉書道ゼミナール」としました。

ゼミです。研究です。議論もします。双方向に。


新しい学びの第一弾は「ダメ出ししましょう」です。

ダメを出す訓練をします。

これは「自分の好み、自分の満足点」が無ければ

ダメは出せません。

ダメの理由も議論します。

たくさんある選択肢から、これはやらない、これはダメを

排除して、選択肢を狭めていけるか。


それと、初心に戻って「文字の書き方、線の書き方」もやります。

「深度、速度、角度」についてお話しします。



この頃は、新しい受講生、門下生もちらほら加わっています。

書道の技法、知識を大事にしながら、

「自分が満足する作品」が書けるように一緒に学んでいきましょう!



書道家 関吉久美



 
 
 

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